FX 金融緩和

「じゃあ、どうすればいいの?」という疑問は、ごもっとも。そこで、初心者の方にお勧めなのが「ライトーデイトレ」(勝手に命名しました……)。これは、デイトレーティングの定義のうち、「その日に決済する」というルールのみを取り入れる方法です。つまり、その口に決済はするけど、繰り返しての売買はしない。そして例えば、売買は1日にI回ずっしかしない。
 
豪ドルは99年から00年一月頃まで下げ基調をたどりました。米国がオーストラリアから資本を引き揚げる動きやユーロ安の影響を受けたためです。しかし、その後は財政赤字体質からの脱却など健全な経済を背景として、長期的な上昇トレントに転じています。とくに02年8月以降は、米国の金融緩和やユーロの上昇に支えられ、豪ドルは大きく買い進まれた結果、05年12月から07年6月末にかけて上昇傾向をたどっています。
 
損したときに気分転換するという点では、取引通貨を変えるのも1つの方法ですが、安易な決断は損失のもと。ただ、通貨にはそれぞれ値動きのクセがあり、向き不向きがあります。米ドルとの相性がよくないと感じたら、ユーロを取引してみるのもよいでしょう。隣の芝生を見すぎて失敗あるある。
 
今の米国政府がドル高政策を支持しているのか、それともドル安を容認しているのかということだ。何しろ、基軸通貨国アメリカの通貨政策なのだから、為替市場に強いインパクトを与えるのは当然だろう。もし米国の景気が厳しい状況にあり、通貨当局がドル安を容認する姿勢を見せると、米ドルは売られやすくなる。